光学式モーションキャプチャを活用した施工管理システム構築事例
今回はモーションキャプチャを活用した施工管理システム構築事例をご紹介します。
モーションキャプチャとは、人やモノの動きをデジタル化する技術であり、当初はゲームや映画制作等のエンタテイメント分野で利用されていました。現在では、医療分野、製造分野等の様々な分野で利用されています。モーションキャプチャには光学式、慣性式、画像式等の種類が存在しますが、弊社では、高分解能で計測可能な光学式モーションキャプチャを建設分野を中心に活用しています。
その一例として、送り出し工法(手延べ機)における送り出し時の位置管理システムをモーションキャプチャで構築した事例をご紹介します。従来、送り出し時の位置管理はトータルステーションやGNSSを用いて行われますが、位置精度や多点を同時に計測できないなどの問題がありました。モーションキャプチャを用いることで、高精度に多点の位置情報をリアルタイムに取得可能です。本システムを活用することで、現状の位置情報はもとより設計データとの比較をリアルタイムに行うことができます。
高精度かつ多点の位置計測が可能なモーションキャプチャを活用した独自のシステムを構築することができますので、詳細は弊社までお問い合わせください。
モーションキャプチャカメラ設置状況 | 桁送り出し管理画面イメージ |
システム構成例 |
※送り出し工法における位置管理システムは、共同特許出願中のシステムです。