IoTデバイスのご紹介
今回は弊社が開発したIoTデバイスをご紹介いたします。
弊社開発の IoT デバイスは、IoTの通信技術を用いて、各種センサのデータをゲートウェイまで無線送信できる装置です。ゲートウェイで受信したデータはクラウド上にアップロードされ、インターネット環境に接続されたPC、タブレット、スマートフォン等で確認できます。
IoTデバイスとゲートウェイの間の通信方式はLPWAのひとつであるLoRaを用いており、見通しで500m程度の通信が可能であるため、測点が点在している場合に向いています。さらにバッテリーで駆動するため電源が確保できない環境にも向いています。ソーラーシステムへのカスタマイズも可能です。
また、IoTデバイスはインフラの状態監視や維持管理に用いられる多種多様なセンサ(例えば、水位計、傾斜計、変位計、荷重計、雨量計、熱電対温度計等)に対応していることが特徴です。接続したセンサのデータと併せて基板温度とバッテリー電圧のデータも送信するためIoTデバイスの稼働状況も監視することが可能です。
●IoTデバイスの主な仕様
通信方式 | LoRa |
計測可能頻度 | 1~99分 |
計測可能センサタイプ | アナログ(電圧)出力、ひずみゲージ変換器※、パルス出力※、熱電対※ |
計測可能CH | 2CH(+基板温度、バッテリー電圧) |
通信距離 | 見通し500m |
※要変換器 |
システムブロック図 |