DX(デジタル・トランスフォーメーション)に向けた取組み
建設分野では、国土交通省が中心となってDX(デジタル・トランスフォーメーション)を推進する体制を構築し、DX推進のための環境整備、実験フィールドの整備等を行うとともに、3次元データ等を活用した新技術の開発や導入促進、これらを活用する人材を育成するなど、インフラ分野のDXに向けた取り組みが推進されています。
当社は、創業以来、情報化施工を主柱とし、ある意味、インフラDXとも言える建設情報サービスを提供して参りました。最近では、最新のICT技術を活用したIoTデバイスによるモニタリングシステムの開発やドローンを活用した様々な技術開発を行い、それらの事業展開を図っています。
また、DXに向けた取り組みの一環として、積極的にDXに関する学会等へ参加し、情報発信と国内外の最新の技術動向の把握にも努めています。土木学会主催の「i-Constructionの推進に関するシンポジウム」や「AI・データサイエンスシンポジウム」での論文発表をはじめ、2021年11月29・30日に開催予定の第17回3次元フォーラム「SPAR2021J」では、「土木&ドローン」のセッションにおいて、当社の西村相談役(クリエイティブ事業部)が議長を務めることになっています。このセッションでは、各専門技術者の立場から土木分野におけるドローンの活用をはじめ、i-Constructionへの展開について講演頂けるようですので、楽しみにしているところです。
ICT、AI、ドローンや3次元計測などのDX分野の技術革新は、日進月歩です。引き続き、皆さまのニーズに応えられるよう、国内外の最先端の技術に触れ、取り入れるとともに、自らも新たな技術を生み出していきたいと考えています。
●第17回3次元フォーラム「SPAR2021J」 「土木&ドローン」セッションの講演内容(抜粋)
土砂災害に備える先進技術~河道閉塞(天然ダム)の調査におけるドローン技術の活用 (中電技術コンサルタント 株式会社) | マルチコックピットによる複数建設機械の遠隔操縦 (株式会社 加藤組) | ドローンの高セキュリティ化と物流への応用 (株式会社 ACSL) |
※第17回3次元フォーラム「SPAR2021J」の詳細については、http://www.sparj.comをご覧ください。