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トピックス/業務事例紹介
  
【業務紹介】  [KEYWORD] 自然災害・防災
地上3Dレーザ計測と写真測量を併用した不安定岩塊計測 / 岡山県 (2008)

業務内容

計画道路の上方に位置する斜面には、不安定な岩塊が存在しており、この不安定岩塊の落石対策を事前に検討するために、詳細な平面図、立面図、断面図などを作成する必要がありました。本業務では、これらの図面を作成するために必要な不安定岩塊の3次元形状をデジタル写真測量・3Dレーザ計測で取得し、あわせて走向・傾斜・亀裂の発生方向などの基礎的情報の収集を行いました。得られた情報は、対策工法の検討、設計数量の算定、仮設条件の検討に使用されます。
フロー
図1 業務フロー

計測方法

対象斜面は、標高差100m、水平距離250m前後ありますが、長距離型地上3Dレーザ「ILRIS-3D」で十分に詳細形状データを得ることができます。しかし、岩塊がオーバーハングしていることから、岩塊上部については地上レーザのアングルからでは隠蔽されてしまうため、高所からラジコンヘリに搭載したデジタルカメラによりステレオ撮影を行い、データの補間処理を行いました。

計測方法
図2 計測方法


3次元形状モデルの作成と詳細図面作成

まず、地上3Dレーザにより複数箇所から計測した点群データを、図3のように合成します。そこから、岩塊部分を抽出し、図4のようにステレオ写真解析から得られた岩塊の下部データと合成し、3次元形状モデルを作成します。このモデルから等高線図や断面図を作成するとともに、浮石・転石の分布を詳細平面図に落とし込み、それぞれにNoを付し、分布形態・標高、規模・形状、安定度を調べて、危険度評価表にまとめました。特に滑落の可能性のある危険度の高い岩塊位置に関しては、断面形状も抽出しました。 また、この岩塊の形状モデルに撮影写真をマッピングすることにより、岩塊の形状だけではなく、3Dレーザでは取得のできない亀裂の幅や発生状況についても確認することができます(図7)。このマッピングモデルを使用すれば、補強対策検討を立体的にあらゆる視点から検討することが可能です。
3Dレーザ点群データの合成
図3 3Dレーザ点群データの合成

データ処理の流れ
図4 データ処理の流れ
詳細平面図
図5 詳細平面図
断面図
図6 断面図

マッピングモデル
マッピングモデル

 
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