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トピックス/業務事例紹介
  
【業務紹介】  [KEYWORD] 品質管理
土木コンクリート構造物の品質管理
−鉄筋の配筋状態およびかぶり厚さの非破壊検査法−

土木コンクリート構造物の品質管理

コンクリート構造物の耐久性を確保・向上するためには,設計・施工・維持管理の各段階において、品質管理や検査の充実等、充分な対応が必要となってきます。。
このことから、平成17年度よりコンクリート構造物の品質管理として、構造物の耐久性に関わる鉄筋の配筋状態、かぶり厚さについて非破壊検査(電磁波レーダ法、電磁誘導法)を行うことが規定されました(国土交通省大臣官房技術調査課「非破壊試験によるコンクリート構造物中の配筋状態及びかぶり測定要領(案)」より)。
対象構造物としては、新設の橋梁上部工、下部工、重要構造物である内空断面積25u以上のボックスカルバートで、それぞれ電磁誘導法、電磁波レーダ法、電磁誘導法もしくは電磁波レーダ法で行うこととなっています。


対象構造物
対象構造物 測定断面数 試験方法
橋梁上部工 一径間あたり2断面 電磁誘導法
橋梁下部工 柱部 3断面、張り出し部 2箇所 電磁波レーダ法
重要構造物であるボックスカルバート 1基あたり2断面 電磁誘導法、
電磁波レーダ法


検査フロー

判定基準
項目 判定基準
配筋状態
(鉄筋の測定中心間隔の平均値)
規格値±10mm
かぶり厚さ (設計値+φ)×1.2 以下かつ下記いずれかの大きい値以上
(設計値−φ)×0.8、または 最小かぶり×0.8


鉄筋の配筋状態およびかぶり厚さの探査
 
当社では、これらの検査法に対応し、電磁波レーダ法:RCレーダ ハンディサーチNJJ-95A(日本無線製)、ストラクチャスキャンSIR-3000(GSSI社製)、電磁誘導法:フェロスキャン鉄筋探査システムPS200(HILTI社製)により、検査を行っております。
中でも、SIR-3000は、電磁波の送信方法や波形処理技術に工夫が施されているため、従来の電磁波レーダ装置に比べ、多重反射が少なく,上下方向に存在する鉄筋や近接した鉄筋の分析能力に優れています(かぶり厚さ155mm、ピッチ35mmでも分析可能)。測定深度は30cmまで可能です。

SIR-3000による探査状況


鉄筋探査結果比較

測定対象物

RCレーダによる測定結果


SIR-3000による測定結果
 
SIR-3000(GSSI社製)
本体とアンテナ部が分離した構造となっており、探査深度に応じて, 周波数の異なるアンテナを付け替えることができる電磁波レーダ機器です。アンテナの種類は1600MHz(深度:300mm程度。コンクリート探査用)〜100MHz(深度:2000mm程度。地中探査用)で、当社では、1600MHzアンテナ、270MHzアンテナにより、コンクリート探査、地中探査を行っています。

コンクリート探査用機器


 
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