(株)計測リサーチコンサルタント サイトマップサイト内検索ENGLISH

トピックス/業務事例紹介
  
【業務紹介】  [KEYWORD] 構造物診断
赤外線法による構造物の劣化調査 / 福岡県他 (2005)

業務内容
当社では、赤外線法(サーモグラフィー法)により、建物外壁や吹き付け法面などの構造物について劣化調査を行っています。これまで行ってきた調査の中から、いくつかをご紹介します。
- - - ->>赤外線法の原理についてはこちら



1.建物外壁(タイル・モルタル)の劣化調査


調査内容

従来より、建築物の外壁タイルやモルタルの浮き、剥離は打診法等によって診断されています。しかし、打診法では作業能率の悪さ、足場の必要性等の問題点があります。
そこで、本業務では、赤外線法(サーモグラフィー法)により、外壁タイルの浮き、剥離等の劣化調査を行いました。赤外線法を使用することにより、遠く離れたところからでも調査が可能で、足場等の大がかりな準備が不要なため、従来方法に比べ、大幅な作業効率の向上が図れます。
調査状況
調査状況
調査方法と調査結果

外壁測定面に対して赤外線カメラを設置し、外壁面の温度に対応して放射されている赤外線量を熱画像として捉え、その温度差から浮き部を特定します。
可視画像 熱赤外線画像
可視画像
可視画像(外壁:タイル仕上げ)
熱赤外線画像
熱赤外線画像



2.モルタル吹付け法面


調査内容

モルタル吹付け法面は、老朽化すると、背面地山の風化、空洞化、ひび割れ拡大によりモルタル剥離や落石を生じたりするおそれがあります。これまで、同法面は、切土法面の保護工として数多く施工されてきましたが、近年、老朽化が著しく、対策工の必要箇所の抽出や、施工の順位付けを効率的に行うことが急務となっています。
そこで、これらの吹付けモルタルや地山の劣化を、赤外線法により、安全かつ迅速に調査しました。


調査方法と調査結果

本調査では、現地調査後、撮影画像の接合などのための対票を設置し、可視画像と熱赤外線画像を撮影します。可視画像からは、ひび割れや剥落、植生などの法面表面の情報を得ることができ、熱赤外線画像からは、背面空洞箇所を抽出することができます。続いて、得られた背面空洞箇所について、その可能性が高い箇所を削孔し、検証を行います。 最後に、これらの調査結果および検証結果をもとに、補修・補強等の対策工の必要性を検討します。
フロー
調査フロー

可視画像
可視画像

熱赤外線画像(夜間撮影)
熱赤外線画像(夜間撮影)

※熱赤外線画像は、夜間撮影した画像なので、劣化部では温度が低く現れます。  
凡例 
A:健全度が高い部分
B:土砂又は小さな空洞が存在する可能性がある箇所
C:吹付け法面の背後に空洞が存在する可能性が高い場所




3.コンクリート橋梁


調査内容

橋梁のコンクリート劣化は、耐久性や耐荷力の低下につながるだけではなく、剥落により下を通行する車両や歩行者に危害を与える恐れがあります。そこで、赤外線法により、足場を使用せずに、劣化箇所や剥離箇所等を調査しました。


調査方法と調査結果

橋脚、床版下面、壁高欄などを調査します。熱赤外線画像からは、剥離、鉄筋腐食によるコンクリートの浮きやジャンカ、漏水を生じているひび割れなどを検知することができます。

橋 脚    
可視画像
熱赤外線画像
床版下面    
可視画像
熱赤外線画像
可視画像   熱赤外線画像

 
矢印業務事例一覧へ戻る

Copyright (株)計測リサーチコンサルタント - All Rights Reserved
お問合せはこちら