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 【トピックス】 掲載日:2014年2月10日
国際会議「CSHM-5 Workshop」への参加報告 (企画開発部 濱田 弘志)


弊社の発表の様子
2013年10月24日(木)〜10月25日(金)、山口大学で開催されました国際会議のワークショップに参加し、「DEVELOPMENT OF THE DAMAGE LEVEL SENSOR SYSTEM FOR RC RAILWAY RIGID−FRAME VIADUCT」(RCラーメン高架橋柱の損傷レベル検知システムの開発)という題目にて発表を行ってきました。

山口大学の宮本文穂教授の開会挨拶で開会し、久保田后子宇部市長から宇部市の紹介、また発表者への激励の祝辞がありました。

本ワークショップは、KeyNoteセッション7編、一般セッション10編の計17編の発表で構成され海外からもドイツ、フィンランド、インドネシア、オーストラリア、カナダ、中国から多数の参加がありました。


ピークセンサー
今回、当社が発表した「最大応答部材角測定装置」は、地震後の鉄道橋の橋脚の損傷レベルをピークセンサーによって測定するというものです。

今回の発表では、装置製作の背景、装置の概要、3つの特性確認試験(装置単体試験、静的加振試験、動的加振試験)、実橋梁(構造物)への適用、今後の展開についてという構成で発表を行いました。


本システム(装置)の概要を以下に示します。


ラーメン高架橋に設置した事例
通常、地震による被災後、鉄道RCラーメン高架橋の損傷は、目視により確認が行われます。
しかし、近年(特に阪神淡路大震災以降)は耐震補強として鋼板巻き補強が施され、目視による損傷の把握が困難なRC柱の本数が増加する傾向にあります。

一方で、柱端部に生じる最大応答部材角と損傷レベルの関係は概ね把握されているため、最大応答部材角を効率的に測定出来れば、地震後早期に柱の損傷レベル評価が可能となり、復旧作業時の判断の効率化やダウンタイムの軽減が期待できます。
上記の背景から、最大応答部材角を正確・効率的に測定することができる「最大応答部材角測定装置」の開発を実施しました。

本装置の大きな特徴はピークセンサーを使用していることで常時電源を必要とせず、地震時に柱に加わった変位(角度)の最大値のみを記憶できるという点です。
さらに本装置は、2台のピークセンサーを使用することにより橋軸方向、橋軸直角方向の2方向の測定ができます。

 

最大応答部材各測定装置概要


そして、現在では山陽新幹線鋼鈑巻き橋脚1箇所(2007年12月〜)、鉄道総合技術研究所構造物柱(2009年3月〜)において実構造物での検証を行っています。(※本装置の開発については、公益財団法人鉄道総合技術研究所様と共同研究を進めております。)

また、ピークセンサー自体は常時電源を必要としない最大値(変位)測定センサーとして、その他の構造物のモニタリングにも幅広くご採用いただけるものと考えております。

本ワークショップへの参加により、多くの情報の中からいかに有効的な情報を抽出できるかが今後のキーワードとなっていくものと感じました。

ワークショップHP
 http://civil.design.csse.yamaguchi-u.ac.jp/CSHM-5/index.html

弊社事例 : ピークセンサー 鉄道RC ラーメン高架橋柱の損傷レベル検知システム
 http://www.krcnet.co.jp/tech/tech_peaksensor03.html

 
本会議にて頂いた表彰状


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