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 【トピックス】 掲載日:2012年12月10日
国際学会「ICEC」への参加報告(河川流量モニタリング)

学会会場の前にて
2012年10月8日〜11日にかけてベトナムのハノイ市で開催された4th ICEC 2012 (International Conference on Estuaries and Coasts 2012)に、当社の池田優雄(大阪支社所属)はじめ数名の職員が参加しました。

「ICEC」は、河口および海岸の環境保護に関する新しい技術などを情報交換し、河口および海岸に関する先端技術を促進させる目的で3年ごとに開催されています。私たちの発表論文は、広島大学大学院工学研究科と共同研究を行っている河川音響トモグラフィーに関するもので、当社から1編、また広島大学から2編の計3編の発表を行いました。

ここでは、当社の発表論文「CONTINUOUS MEASUREMENT OF FLUSHING DISCHARGE FROM RESERVOIRS」についてご紹介します。

その概要としては、次の通りです。

河川流量は河川・水資源管理や水循環を考える上で極めて重要な水文量であることから、安全かつ確実な河川流量観測法の確立が喫緊の課題となっています。これまで様々な河川流量の計測法が行われてきましたが、多くの課題を抱えているのが現状であり、その課題を克服するために河川音響トモグラフィーが開発されました。私たちは、その検証実験を行ったものについて発表しました。


発表の様子
河川音響トモグラフィーの主な特徴は、較正係数を必要とせず瞬時に断面平均流速を求める事ができることです。また、使用される超音波に擬似ランダム信号:M系列との相関処理を施すことにより、洪水時などの高濁度下でも、流量観測を行うことが可能となりました。このような特徴を持つFATSを用いれば、既往の流量観測法では困難であった条件下でも、長期的かつ連続的に観測することができます。また感潮域河川でも流量モニタリングの実用化が期待できるものとなりました。会場では多くの質問を受け、海外においても共通の課題を抱えている事を実感しました。当社では、今後さまざまな現場において実践していきたいと思っています。

  ICEC 2012公式サイト:http://icec2012.wru.edu.vn/
 
 
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