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 【トピックス】 掲載日:2004年12月14日
「革新技術開発研究事業」の平成16年度採択課題に決定

このたび、当社の「三次元情報解析技術等の応用による文化財建造物保存・修理の高度支援システムの開発」が、(独)科学技術振興機構(理事長 沖村憲樹)の「革新技術開発研究事業」の平成16年度採択課題に採択され、平成16年9月より本事業の研究開発を開始しました。革新技術開発研究事業は、民間等の有する革新性の高い独創的な技術シーズを、より革新的かつ実用的な技術へ育成することによって、新産業の創出を促すことを目的として創設されたもので、平成16年度は539件の応募があり、その中から28件が採択されました。

研究事業の概要

背景と目的
研究事業の背景と目的
研究事業の背景と目的

これまで、文化財建造物の調査や保存修理等については、これらの建造物について卓越する専門知識、技量を保持する専門技術者・技能者が伝統的技法を駆使して実施してきました。今後ともこれらの技術・技能が中心をなすのは間違いありませんが、そのさらなる高度化、効率化、さらに急速に発展しつつある先端情報解析技術による支援が必要となっています。
また、平成14年度に行われた「マルチメディアによる文化財保存活用方策の調査研究」により、3Dレーザスキャナによる計測は、文化財の保存修理の調査や設計監理の場において、破損図の作成、仮設計画検討など即座に利用できる画期的な変革となり得る方法が見出された一方、今後さらに利用方法に工夫と開発を必要とする事項などが確認されました。
そこで、本研究事業は、これらの課題を解決するため、3Dレーザ等の先端情報解析技術により、文化財建造物の保存・修理における設計画検討、構造補強検討、彩色検討、修理方針策定(現状変更)等を支援する「文化財建造物保存・修理の支援システム」を構築するものです。

事業計画(3ヶ年)
(平成16年度) 「3Dレーザを用いた高密度データ取得システムの開発」
 3Dレーザを用いて文化財対象物の高密度なポリゴン化を行うために、近距離・パノラマ広角でデータ取得が可能な3Dレーザ機器を導入し、データ密度他の検証を行い、効率的な計測手法を取り纏めた「計画立案のための手順書」を作成する。また後処理を効率化するための「ノイズ処理及び特徴ラインの抽出システム」「基準点が不要な3D計測・マッピングシステム」の開発に着手する。

(平成17年度) 「オルソ画像マッピングシステムの構築」
 任意位置からの写真画像を、自在にレーザデータで構築したポリゴンに正確にマッピングが可能なシステムを開発する。また実現場においてシステムの検証を行い、文化財研究者からの付加すべき機能等の聴取を行い、システムの機能品質向上を図る。併行して、文化財の保存・修復作業においての図面化作業を支援する「3D図化システムの構築」に着手する。

(平成18年度) 一連の「文化財建造物保存・修理の支援システム」の完成
 最終目的である文化財の調査記録や仮設計画検討、構造補強検討、彩色検討、修理方針策定(現状変更)等を支援する「文化財建造物保存・修理の支援システム」の完成に向けて、「3D図化システム」「3DCGによる工事情報管理システム」を完成させ、その検証を行う。その他事業化を推進するための事業化方針に従い、活動を開始する。

 
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